富山市・滑川市・立山町ほか対応/相談・見積もり無料
5市町村の補助を、使える人の条件と手続きの順番で比べました。
5市町村のうち4つの市町に、除却の補助があります。
ただし対象は、市町が「老朽で危険」と判定した空き家で、着手前の手続きが先です。住んでいる家や、状態のよい空き家の解体には使えません。
このページは、各市町村の公式ページと要綱の記載をまとめたものです(2026年10月2日確認)。補助は年度ごとの予算で動くため、申請の前に必ず窓口でご確認ください。
| 市町村 | 制度名 | 補助額 | 対象の判定 | 主な条件 | 対象外の経費 | 着手前の手続き | 出典・確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 富山市 | 老朽危険空き家等除却事業補助金 | 対象経費の1/2・上限50万円 | 市の調査で危険と判定(特定空家等/不良住宅の評点100点以上/評点70点以上で周辺に深刻な影響) | 戸建て・長屋で床面積の1/2以上が居住用だったもの。他の補助金との併用不可 | 消費税・家財道具の撤去・運搬・処分費 | 事前協議→交付決定→請負契約・着手 | 市公式・2026年10月2日 |
| 滑川市 | 危険老朽空き家除却支援補助金 | 対象経費の1/2・上限70万円 | 市の老朽度判定で100点以上 | 一戸建て住宅。予算の範囲内 | 立木伐採・家具家電の運搬処分・敷地整備・通常生ずる損失の補償 | 事業着手前に申請 | 市公式・2026年10月2日 |
| 立山町 | 空き家除却支援事業補助金 | 除却工事費の1/2・上限50万円 | 空き不良住宅(国の不良度測定基準)/空き建築物(跡地10年) | 建物全てを除却。予算額に達し次第終了 | ― | 着手(契約)前に申請・交付決定 | 町公式・2026年10月2日 |
| 上市町 | 危険老朽空家対策事業 | 対象経費の1/2・上限50万円 | 老朽度100点以上+周辺への危険度判定 | 跡地利用計画(10年以上)・町内会と隣接所有者の同意 | ― | 解体工事の着手前に申請 | 町公式・2026年10月2日 |
| 舟橋村 | 村の公開ページでは確認できませんでした | ― | ― | ― | ― | ― | 2026年10月確認 |
どの制度も、交付の決定より前に契約・着手すると対象外です(滑川市・上市町は着手前の申請が条件)。上限の額は、判定と事前の手続きを済ませた空き家に限っての数字です。
4つの制度に共通するのは、「古い家なら誰でも」ではなく「市町が危険と判定した空き家」という前提です。 補助額の大小より先に、判定があります。
判定は、持ち主が申し込めばすぐ出るものではありません。窓口に事前の相談や協議を申し込み、結果が出てから交付の申請に進みます。
補助がある制度は、すべて交付決定(または申請)の前に契約・着手すると対象外です。見積もりを取って業者を決め、契約してから申し込む、という普通の順番では使えません。
| 普通の順番 | 補助を使うときの順番 |
|---|---|
| ① 見積もりを取る | ① 窓口で対象になるか確認(事前協議・判定) |
| ② 業者を決めて契約する | ② 見積もりを取る |
| ③ 工事をする | ③ 交付を申請する |
| ④ 交付の決定を待ってから契約・工事 |
ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。
老朽危険空き家等除却事業補助金は、対象経費の1/2・上限50万円です。窓口は住宅政策課 空き家対策推進班(076-443-2113)。
要綱(第3条)が対象にするのは、戸建て住宅または長屋で、床面積の1/2以上が居住の用だった空家等のうち、次のどれかに当たるものです。
額は、「対象経費」と「国土交通省の標準除却工事費×延べ床面積」の少ないほうの1/2(上限50万円)です。そのため、工事費の半分がそのまま出るとは限りません。
消費税と家財道具の撤去・運搬・処分費は対象外で、ほかの補助金を受けていないことも条件です。交付を受ける年度内に実績報告を終える必要があり、予算の上限に達すると受付が終わることもあります。
出典:富山市 老朽危険空き家等除却事業補助金(2026年10月2日確認)
危険老朽空き家除却支援補助金は、対象経費の1/2・上限70万円で、5市町村のなかでは上限が最も高い制度です。窓口は都市計画課 建築住宅係(076-475-1453)。
対象は、市の老朽度判定で評点100点以上になった一戸建て住宅(過半が居住用の併用住宅を含む)です。必ず事業着手前に申請し、予算の範囲内で交付されます。
対象外の経費は、次のとおりです。
令和8年度の受付状況は、市のページに記載がありません。
解体後は、住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がることがあります。市は、令和5年4月1日から令和11年3月31日までに空き家を除却した場合、高くなる税額分を減らす減免を設けています(税務課)。
出典:滑川市 危険老朽空き家の解体費用の補助・空き家の除却に係る土地の固定資産税の減免(2026年10月2日確認)
空き家除却支援事業補助金は、除却工事費の1/2(上限50万円)です。窓口は建設課 建築住宅係(076-462-9976)。
対象は、解体業者に発注して建物全てを除却するもので、次のどちらかです。
額は、「除却工事費の1/2」と「不良住宅等除却費の1m²単価×延べ床面積の1/2」の小さいほうです。工事に着手する前に申請して交付決定を受ける必要があります。
出典:立山町 空き家除却支援事業補助金・補助金ガイド(令和8年度版)(2026年10月2日確認)
危険老朽空家対策事業は、補助対象経費の1/2・上限50万円です。窓口は建設課 管理建築班(076-472-2477)。
対象は、居住などの使用がされていないことが常態の木造一戸建てで、老朽度の評点が100点以上、かつ周辺への危険度の判定基準を満たすものです。
そのうえで、解体後の跡地を、防災倉庫・ポケットパーク・ゴミ集積場・公民館の駐車場などとして10年以上管理する計画を作り、地元の町内会の同意を得る必要があります。解体そのものについても、町内会と隣接する土地の所有者の同意が要ります。
町には、建物と土地を町へ寄附すると町が解体する事業もあります。町が利用価値があると判断した場合に限られるため、事前相談が必要です。
出典:上市町 危険老朽空家対策事業(補助金)・空家に関する各種補助金(2026年10月2日確認)
村の公開ページでは、解体を対象にした補助は確認できませんでした(2026年10月確認)。 村の暮らしのガイドを一通り見ましたが、「解体」「除却」の記載はなく、空き家情報バンクの案内がありました。
住宅の取得への助成(定住支援事業助成金)はありますが、対象経費は取得費と改修費で、解体は含まれません。解体の補助の有無は、村の窓口でご確認ください。
富山市には、除却を対象にした補助がほかに2つあります。どちらも使える場面が限られます。
| 制度 | 内容 | 注意 |
|---|---|---|
| 空き家再生等推進事業補助金 | 公益的事業(ポケットパーク・バス等の待合所など)のための除却に、4/5・上限160万円。跡地を5年以上、公益的に活用 | 営利・宗教を目的としない事業が対象です。個人が自宅の跡地を普通に使うための解体は対象外です |
| 空き家等利活用支援事業補助金 | 隣接地を取得して狭小地・無接道地の状況を解消し、空き家を除却または改修する場合に、最大80万円(対象経費の1/2)。活用期間は10年以上 | 上乗せの要件があり、該当するのは限られた場合です |
出典:空き家再生等推進事業補助金・空き家に関する補助金・奨励金(2026年10月2日確認)
次の2つは、解体費を出す補助ではありません。名前が似ているため、誤解しないようにご紹介します。
| 市町 | 制度 | 内容 |
|---|---|---|
| 富山市 | 空き家等流通促進奨励金 | 令和8年4月1日以降に、低廉な空き家等(譲渡価格800万円以下)を売却し、被相続人居住用家屋等確認書の発行を受けた方に、10万円(「まちなか」などの区域は30万円)。申請は確認書の発行日から3か月以内 |
| 立山町 | 空き家情報バンク登録物件の家財処分支援 | 空き家情報バンクに登録され、成約した空き家の所有者に、処分費の2/3(最大20万円) |
出典:富山市 空き家等流通促進奨励金・立山町 補助金ガイド(令和8年度版)(2026年10月2日確認)
補助が使えない場合も、費用を抑える方法はあります。残す物と処分する物を先に分ける、買い取れる物があれば解体費用から差し引く(対応は提携施工店によって異なります)、雪の少ない時期に工事を組む、などです。
| 構造 | 規模 | 費用の目安(税込) |
|---|---|---|
| 木造 | 30坪まで | 1,171,500円〜 |
| 鉄骨造 | 50坪まで | 2,337,500円〜 |
| 鉄筋コンクリート造 | 60坪まで | 3,630,000円〜 |
※ 提携施工店の標準料金をもとにした目安です。正式な金額は現地調査のあとにお出しします。広さごとの金額と変わる条件は、富山市の解体費用の目安をご覧ください。空き家の解体の流れは空き家の解体にまとめています。
所在地をお書きいただければ、その市町村の制度と手続きの順番をお伝えします。
無料で相談・見積もりを依頼する1営業日を目安に担当者からご連絡いたします使えるのは、市の調査で危険と判定された空き家です。特定空家等か、不良住宅の評点が基準に達するものが対象になります。
状態のよい空き家や、住んでいる家は対象外です。判定を受けるには、先に市へ事前協議を申し込みます。
受けられません。富山市は事前協議から交付決定を経て着手、滑川市・立山町・上市町は着手前の申請が条件です。
見積もりを取る段階では構いませんが、契約と着手は、交付の決定を待ってからにしてください。
滑川市の上限70万円です。富山市・立山町・上市町は上限50万円です。
ただし、上限は判定を受けた空き家で、工事費が十分に大きい場合の数字です。富山市のように、延べ床面積から決まる標準工事費で額が下がる制度もあります。
富山市は、建設業の許可または解体工事業の登録を受けた者との契約が条件です。ご紹介する提携施工店が条件に当たるかは、ご相談のときにお伝えします。
建物の所在地と種類をお書きください。1営業日を目安に担当者からご連絡いたします。
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